露天風呂のある病院を薬剤師さんに教えてあげると・・・?

いつもと同じ平凡な流れでした。
夜10時ごろ自宅に着き、母の用意してくれた遅めの夕食をすませ、お風呂にゆっくり浸かる。
お風呂から、あがったころ家族は寝静まっており、シンとしたリビングで映画を眺めて、なんとなく夜更かししてしまう。
ここまではいつもとなんら変わりはなかったです。

深夜3時。
平凡を繰り返していた私に突然非凡が襲いかかってきました。
唐突な吐気、抑えられない嘔吐。
ちょっと古いけど、太陽に吠えろの松田優作さんの名シーン、なんじゃこりゃ。という感じやら、まるで暗闇に潜んでいた敵に発砲され腹部を撃ち抜かれ状況についていけない兵士状態。
自分をセーブ出来ず、更に腹痛も加わり、のたうち回っている時母が気づいてくれました。
救急車を呼んでくれた時、これはいつものただの具合が悪いのとは違う奴だなと悟りました。
救急車の中では同じ質問が繰り返されました。
早く何とかして下さい、
神さま助けて、痛い、寒い、気持ち悪い。
そんな意識と闘いながら具合悪過ぎて朦朧としているうちに朝6時。

よし、はい、入院しましょ。
医師の声で意識が帰ってきました。
え?え?え?と言う感じでしたが、その後は、あれよあれよと言う内に入院生活が始まりました。
腸があまりよろしくなく、正常になるまで柔らかい食事になる他は特に制限の無い緩い入院生活でした。
入院してから知ったのですが、この病院は近所の評判が良くなくて患者さんが少なく、集客の為になんと入院患者が利用できる露天風呂が用意されていました。
当時開業したばかりの病院だったので、内装は綺麗で入院患者は少なく、日常から隔離されたゆとりの空間という感じでした。

私は医師に相談し入浴してもいいという許可をいただき、一週間の入院中、ほぼ毎日露天風呂を楽しみました。
お風呂はいつも貸切状態みたいに誰もいませんでした。
考えてもみたら病院内だし、入れない人が多いのかもしれません。
でも、私にとって憂うつであるはずの一週間の入院が、まるで食事療法プランのついたスパに来たみたいでした。

退院後も、しばらくは通院が必要なのでまだ病院通いは続いています。
かかりつけの調剤薬局は病院から少し離れているのですが、自宅から徒歩数分なのでとても便利なんです。
で、そこで仲良くなった薬剤師さんに、病院内の露天風呂について話してみました。
すると、そんな設備があったなんて知らなかったらしく、「出産はそこの病院にすれば良かった・・・!」と言っていました(笑)
そう、この薬剤師さん先月産後復帰を薬剤師求人伊丹でしたばかりで、出産は別の病院だったようです。

居心地も良かったこの病院にもっと患者さんが集まるように、機会があるごとにこの露天風呂のことも広めてみようと思います。